倉山米穀(株)では、五つ星お米マイスターが責任を持って選んだ石川県産の良質米を、収穫期に一括で仕入れ、生産農家が手塩に掛けた玄米を、「農産物検査員」が検査・分析してさらに選び抜き、つねに高品質なお米だけを皆様にご提供しております。
お米は、毎年梅雨期から夏にかけて湿度・温度の上昇により、食味が極端に低下します。当社では玄米低温倉庫を備え、常時温度15度に徹底管理し、一年を通じて美味しいお米をご提供する事ができるのです。
また精米設備も最新鋭のセラミック精米機やカラー色彩選別機を導入し、お米マイスターがひと粒ひと粒手で触り、目でしっかり見て、お米それぞれの特徴を見極めそのお米に合う精米をし、研究を重ね、お客様に満足していただけるよう日々努力しております。
これが他店では真似できない当社こだわりの精米の技です。
安心・安全、そして本物の味を是非ともご賞味下さい。
1. 玄米混米機
まず、この混米機を通します。同じ産地の同じ品種のお米を精米する場合も、お客様に味の偏りがないお米をお届けできるように混米をして、年間を通じて安定したお米の調整を行います。
2. 石抜機
生産段階で調整し、農産物検査を受けた玄米でも米粒台の石などの混入は避けられません。その石などがそのまま精米されないように、ここで石抜機を使ってそれらを抜いてしまいます。精米設備の工程において重要な設備です。
3. 精米機サタケ・ミルマスター(SAFF2A)
搗精終了時には、機内に残った米をエアーで排出しますので、アイテムの切り替え時等においてもコンタミ問題を防止することができます。大型精米工場で多くの実績がある、独自のコンパス精米方式(研削+摩擦+摩擦のコンビネーション※)を採用。研削・摩擦各精米部での搗精配分は自由に変えられます。高歩留りで低温の搗精もコンパス精米方式の大きな特長です。
4. 金属検出器
収穫の際などに金属片が混入してしまう恐れがあります。そこで機械を使って金属を探知し、除去します。玄米を投入してからここまでの過程で、磁石などを使って金属を除去するよう努力していますが、万が一を考え設置しています。
5. 色彩選別機サタケ・ピカ選グランド
これは流れるお米に光をあて、その色によって選別する機械です。お米の中に混入した異物はもちろん、虫食いや生育条件などによって着色したお米も取り除くことができます。色彩選別機の異物センサーは近赤外線を利用したもので、ある波長域の吸光度が水分の含有量により変ることを利用しています。比重が米粒に近似した石や雑草の種子など、石抜機で選別できなかったものも除去されます。
6. シフター(砕粒選別機)
精米の後石抜き機、小型シフターで砕米を取り除いても、ここまでの過程で新たに砕米ができたり、付着した米糠が通過したりすることもあります。このような砕米や米糠は、ご飯の炊きあがりに左右します。そこでふるいを使って選別し除去します。米粒をさらに、揃える工程です。
7. オートパッカー(ジャスティーン)
お米を全自動で正確に所定の量目に計量し、袋詰めして封かんします。
8. 自社低温倉庫
当社では2カ所の自社低温倉庫を完備しております。最大約18000袋を保管でき、年間を通じて高品質なお米をお客様へご提供させていただいております。