お米の豆知識

お米の特徴

お米

一口にお米と言っても日本では様々な品種が栽培されています。安心で安全はもちろん、毎日食べるお米だから自分好みのお米を食べたいと思います。

粘りやツヤ、モチモチした触感、甘味、香り、冷やしても美味しい等、特徴は様々です。

おいしいご飯とは

おいしいごはん

炊き立てはふっくら美味しく冷めても口の中に風味が広がるようなご飯がおいしいご飯と言えます。

お米の炊き方

1.お米は計量カップで正確に計ります

お米を入れた計量カップの底を平らな面で、トントンと軽く打ちつけて空間を詰めると正確に計れます。
※一合は180ccです。
※炊飯器付属の計量カップを使いましょう。

2.最初に入れた水は早く捨てます

たっぷりの水を一気に注ぎ、底の方から手早く静かに2~3回かき混ぜ、すぐに水を捨てましょう。

3.ガシガシ研がないようにします

精米技術の進歩によって、昔のようにしっかり研がなくても大丈夫です。
さっと洗う感じで、洗い水はすぐに捨てます。

4.お米の芯まで水を吸収させます

米を炊飯器に移し、分量の水(お米の容量の1.2倍)を注いで、表面を平らにならし、夏は30分ほど、冬は1時間ほど浸けます。
※ミネラルウォーターを使う場合は硬度100以下の軟水が適しています。

5.蒸らしてふっくらと混ぜて、蒸気を抜きます

炊き上げたら、10~15分蒸らします。 米粒表面の水分を内部に浸透させる為と、米粒の膨張率の均一化と、釜全体の炊きむらをなくす為に蒸らしは必要です。

蒸らし終わった直後の炊飯器をそのままにしておくと、ご飯の水蒸気が冷えて水滴となり、炊きあがったご飯の上に落ちたり、釜の内側に流れたりして、水っぽいご飯になってしまいます。そうならないように、ほぐしが必要です。
米粒の間に空気を入れるような感じで、優しく混ぜます。
『ほとんど炊飯器まかせですが、ほぐしは忘れないでね。これをするだけで、ご飯の美味しさが変わるよ。』

お米の保存方法

涼しい場所が好き

お米の保存には低温・低温度で日の当たらない風通しの良い場所が適しています。 保存場所の定番である「シンク下」 や 「コンロ下」は、不向きな場所といえます。 温度差のある場所やジメジメした場所は避け、夏場は冷蔵庫の野菜室で密閉容器に移して保存するのも良いでしょう。

直射日光が当たる場所での保管は厳禁!

お米はデリケート

お米は臭いに敏感です。いろんな物の臭いを吸収しやすいので、温度が適している場所であれば、密閉容器への保存をおすすめします。

米びつ用の防虫剤や備長炭、 乾燥唐辛子などを入れて 虫や臭い予防を!

キレイはおいしい

米びつ等の保存容器は定期的にキレイにしましょう。とくにお米の継ぎ足しはせずに、保存容器が空になるたびに中をキレイにしておきましょう。

米びつの隅に残った古いお米やぬかの放置は、お米に虫が発生する一番の原因!

せっかく美味しいお米を買っても、保存方法が良くないと美味しくなくなってしまいます。
よく勘違いされているのは、お米は乾燥品だと思われていることです。
肉や牛乳は、賞味・消費期限見るのに、お米の精米日を見てなかった(お米屋さんに入る前の私よ)
外見は、水分を含んでいない為長持ちすると思いがちですが、実はお米は生鮮食品なのです。(見た目ドライに見えたあの人が、実は繊細さんみたいな)
夏の時期など、特に低下具合が著しく一ヶ月も持たないくらいです。
美味しく食べてもらえる為に、夏は二週間くらいで食べきる量をお勧めします。

お米は袋に入ってるからといって、お米を出して残ったら輪ゴムなどで封をして保存されてる方もいらっしゃると思います。
一見、密封されてるように見えますが、内部の空気を抜く為小さな穴が開いています。
ここから、害虫や菌などが入り込んでしまい腐らす原因になってしまいます。
一番良い方法は、タッパーなどの密閉容器に入れて温度変化の少ない場所、冷蔵庫に保管することです。
でも冷蔵庫の中にお米を入れるスペースを作るって、なかなか難しいです。
得にこの時期、すいかやらビールやらキャベツやら、あれやらこれやらです。
冷蔵庫まで入れなくても、なるべく涼しく温度変化の激しくなく、直射日光のあたらない場所で密閉容器に入れて保存してください。
また、米びつに入れてる方は定期的に掃除をしましょう。
米びつに次々お米をたすと、隅に古いお米がずっと残ってしまい虫の発生の原因になります。
お米のつぎ足しはせずに、米びつが空になるたび中をきれいにしておきましょう
米びつに、備長炭やニンニク乾燥唐辛子などを入れると虫や臭いの予防になります。

お米は生きています。
最後まで美味しく食べていただきたいです。